沖縄の都市モノレールは、SuicaやPASMO、ICOCAといった、交通系ICカードに対応していなかったのがネックでした。私も何度か沖縄でゆいレールに乗りましたが、都度乗車券を購入するのは面倒だと思っていました。
こちらが、ようやく解決するようです。2020年春にSuicaと提携し、そのSuicaとも相互利用する交通系ICカードも使えるようになります。
2020年より、ゆいレールで使える交通系ICカード
これが2020年春にSuicaを導入すると発表しています。導入区間は沖縄年モノレール線(ゆいレール)の全線となります。ゆいレールは2019年10月1日には、沖縄県浦添市(てだこ浦西駅)まで延伸することも決まっていますので、便利になりますね。
なお、Suica以外にも相互利用可能な以下の交通系ICカードが利用できるようになります。
- Kitaca
- PASMO
- manaca
- TOICA
- PiTaPa
- ICOCA
- nimoca
- SUGOCA
- はやかけん
沖縄に行くときはレンタカーかゆいレールを使いますが、交通系ICカードに非対応だったので、わざわざ乗車券を買う必要があり、少し(かなり)手間がかかっていましたが、Suica+αが使えるようになることで結構便利になりますね。
OKICAは本土でも使えるようになるのか?
ゆいレールと翁本島内のバス事業者は「OKICA(オキカ)」という交通系ICカードを導入していますが、ICカード規格のサイバネ規格を導入していません。
今回のSuica導入は実は一方的なもので、ゆいレールでSuicaや相互利用可能なICカードは使えるようになるものの、逆にJR東(Suicaエリア)やJR九州(SUGOCAエリア)でOKICAを使って乗車することはできない見込みです。