旅行用語

オープンジョーとは?そのメリット・デメリットと周遊航空券との違いを徹底解説

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

オープンジョー航空券は、旅行の自由度を高めるための便利な選択肢です。この記事では、オープンジョーの詳細や、そのメリット・デメリット、そして周遊航空券との違いについて詳しく解説します。旅行プランを考える際の参考にしてください。

オープンジョーとは?

オープンジョー(Open-Jaw)とは、往復または周回航空券の一種で、往路と復路の発着地が異なる航空券のことを指します。英語の「open-jaw」は直訳すると「開いた顎」という意味で、航路図がサメやワニの開いた口のように見えることから名付けられました。
オープンジョーには主に3つのパターンがあります:

  1. 往路の到着地と復路の出発地が異なる場合
    (例:成田→ニューヨーク,シドニー→東京)
  2. 往路の出発地と復路の到着地が異なる場合
    (例:成田→ニューヨーク,ニューヨーク→関空)
  3. 上記1と2の両方が当てはまる場合
    (例:成田→ニューヨーク,シドニー→関空)

1と2のパターンは「シングルオープンジョー」、3のパターンは「ダブルオープンジョー」と呼ばれます。

オープンジョーのメリット

  • 旅の自由度が高い
    オープンジョーを利用することで、往路と復路の空港に縛られることなく、現地での旅行プランの選択肢が広がります。
  • 複数都市の訪問が容易
    一度の旅行で複数の目的地を効率的に訪れることができるため、時間とコストの節約につながります。
  • コスト削減の可能性
    往復運賃が適用される場合が多く、片道ずつ航空券を購入するよりも費用を抑えられることがあります。
  • 地上交通機関の利用
    飛行機以外の交通手段(鉄道、バス、車など)を利用することで、より多様な旅行体験が可能となります。

オープンジョーのデメリット

  • 条件の複雑さ
    オープンジョーの利用条件は航空会社によって異なるため、詳細な確認が必要です。
  • 追加料金の可能性
    一部の航空会社では、オープンジョーを利用する際に追加料金が発生することがあります。
  • 旅程の複雑化
    複雑な旅程を組むと、交通機関のトラブルが発生した際の対応が難しくなる可能性があります。
  • サーフェイス区間の自己負担
    航空券に含まれない区間(サーフェイス)の移動費用は自己負担となります。

オープンジョーと周遊航空券との違い

オープンジョーと周遊航空券は似ているようで異なる特徴を持っています。以下の点で主な違いがあります:

  • 移動手段
    • 周遊: すべての都市間の移動を飛行機で行います。
    • オープンジョー: 一部の区間で地上交通機関を利用します。
  • 柔軟性
    • 周遊: ルートや日程の柔軟性が比較的低いです。
    • オープンジョー: 地上交通機関を利用する区間で柔軟な旅程を組むことが可能です。
  • 価格
    • 周遊: 複数都市を回るのに比較的お手頃な価格で利用できます。
    • オープンジョー: 往復運賃が適用されるため、場合によってはコスト削減につながります。
  • 適した旅行スタイル
    • 周遊: 効率的に複数都市を訪れたい場合に適しています。
    • オープンジョー: 飛行機以外の交通手段も楽しみたい、より自由度の高い旅行をしたい場合に適しています。

まとめ

オープンジョー航空券は、複数の目的地を訪れたい旅行者や、飛行機以外の交通手段を楽しみたい人にとって魅力的なオプションです。ただし、利用条件の確認や旅程の計画に注意が必要です。自分の旅行スタイルに合わせて、最適な航空券を選びましょう。

ABOUT ME
とらべるお
旅行が好きなFPです。そんな旅行をお得に楽しむための情報をまとめていきます。自分が知りたいことを調べたアウトプット! 備忘録的な要素もあるので、粗削りな部分もあるかと思いますが、皆さんのトラベルに役立てば何よりです。
とらべるおが考えるお得に旅行をするコツ

私、とらべるお(@TravelersHack)が、お得に旅行をするために私が活用していることをまとめています。個人的に大切にしているのが「ポイント」の上手な活用です。ポイントというとオマケというイメージが強いかもしれませんが、うまく利用するとその価値を2倍、3倍と高めることができたりします。

お得に貯める×お得に使う

この掛け合わせが大切ですね。

ポイントサイトで旅行資金を貯める、旅行で貯める

ポイントサイトを使って、ポイ活でホテルポイントやマイルに交換して旅行でなるべくお金を使わないで済むようにします。また、旅行するときは、楽天トラベルやじゃらんネットなどもポイントサイト経由にすることでポイントを貯めます。

【2024ポイ活】最強のポイントサイトを厳選 旅行者にお勧めのポイントサイトを徹底比較最近ではテレビや雑誌でもポイ活が取り上げられるようになってきました。20年前くらいからポイントサイトを活用してきた私が、ポイントサイトの...

ポイントを上手に交換して旅行をお得にする

代表的なのは「マイル交換」でしょうね。クレジットカードや各種キャンペーンなどでポイントをためて、そのポイントを交換して、効率的に旅行します。同じ1ポイントでも交換ルートを工夫するだけで確実に得ができます。

【2024】ANAマイルのお得な交換ルート ポイント交換で上手にマイルを貯める最新のANAマイルを貯める交換ルートを紹介していきます。ANAマイルは多くのポイントプログラムと提携しており、各種ポイントをANAマイル...

ちなみに「マイラーに向いていない人」というのもいます。自分の旅行スタンスを考えてみることも大切です。他にもホテル系のポイントもお得だったりします。今私が活用しているのは「ニューオータニの宿泊券・レストラン券」だったりします。

お得な旅行サービスを活用する

この他、旅行やホテル宿泊をお得にするWEBサービスや会員プログラムを活用するのも手ですね。ポイントに近いところだとHafHのようなコイン(ポイント)を積み立てて宿泊に使えるというサービスもあります。

旅のサブスクHafHを実際に使ったメリット、デメリット 家族旅行や子連れも使える?旅のサブスクを謳うHafHというオンライン旅行サービスをご存じでしょうか?HafH(ハフ)は月額制の有料サービスです。毎月の定額料金で国...

上手くコインを貯めていけば旅行をお得にすることができるはずです。キャンペーンを活用するのもいいですね。