ハイアットホテルは、名の知れた米系のシティホテル・高級ホテルのブランド名ですが、ホテルの名称については実は色々な種類があります。
- ハイアットリージェンシー
- パークハイアット
- グランドハイアット
- ハイアットセントリック
- ハイアットプレイス
- ハイアットリゾート
- アンダーズ
といった具合で「ハイアット」の名を持つホテルがたくさんあります。これらのホテルの名前(ブランド)ごとの特徴やグレード・ランクについて紹介していきたいと思います。
ハイアットホテルのブランドごとの特徴・特色
ざっくりとした特徴を挙げると以下のようになります。
パークハイアット | 300室以下のスモール・ラグジュアリーホテル。客室数が少なめなのでより細やかなサービス。 ・パークハイアット東京 ・パークハイアット京都 |
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グランドハイアット | 伝統的なホテルをイメージしたブランド。大規模ホテル。グランドクラブ(ラウンジ)が完備 ・グランドハイアット東京 ・グランドハイアット福岡 |
ハイアットリージェンシー | ビジネスからレジャーまで幅広く対応している、ハイアットブランドの中でも基本となるブランド。リージェンシークラブ(ラウンジ)が完備 ・ハイアットリージェンシー東京 ・ハイアットリージェンシー大阪 ・ハイアットリージェンシー京都 ・ハイアットリージェンシー箱根リゾート ・ハイアットリージェンシー那覇沖縄 ・ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド |
ハイアットセントリック | 2015年スタートの新ブランド。ビジネス~レジャーまで幅広い ・ハイアットセントリック銀座 |
ハイアットハウス | キッチンを備えた長期滞在型ホテルブランド ・ハイアットハウスニセコ |
ハイアットプレイス | 2005年に買収したアメリスイーツのリブランド。アーバンリゾート。 ・ハイアットプレイス東京ベイ |
アンダーズ | 新しいタイプの高級デザインホテル ・アンダーズ東京 |
ハイアットホテルのブランドごとのグレード・ランク
ホテルブランドごとのランクやグレードでいえば、「パークハイアット」「アンダーズ」が最上位。「グランドハイアット」や「ハイアットリージェンシー」、「ハイアットセントリック」がそれに次ぐようなイメージとなります。
また、ブランドごとにホテルのランクだけでなく、やはりハイアットが設定しているカテゴリーの方も目安になると思います。
以下は日本国内のハイアットブランドのホテルのカテゴリーです。ハイアットはホテルを8段階のカテゴリーに分類しています。ただ、「8」はハイアットブランドのホテルには設定されていないため、ハイアットホテルの最高グレードは「7」です。
ホテル名 | カテゴリー 2019年3月19日~ |
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ハイアット ハウス ニセコ | 7 |
パークハイアット東京 | 7 |
アンダーズ東京 | 7 |
パークハイアット京都 | 7 |
グランドハイアット東京 | 6 |
ハイアット セントリック 銀座 東京 | 6 |
ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ | 6 |
ハイアットリージェンシー京都 | 6 |
グランドハイアット福岡 | 4 |
ハイアット リージェンシー 那覇 沖縄 | 4 |
ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド沖縄 | 4 |
ハイアットリージェンシー福岡 | 3 |
ハイアットリージェンシー東京 | 3 |
ハイアットリージェンシー大阪 | 2 |
こんな感じです。
やはりパークハイアット、アンダーズが最上位、グランドハイアット、ハイアットリージェンシーはその下といった形ですね。
以下は個人的な評価です。
パークハイアットは確かに高級ホテルではありますが、いわゆるクラブラウンジはありません(東京・京都共通)。代替サービスはありますが、いつでも使えるクラブラウンジとは少し勝手が違います。
ラウンジ(クラブラウンジ)を中心に考えるのであれば、グランドクラブが完備されているグランドハイアット、リージェンシークラブが完備されているハイアットリージェンシーの方が使い勝手はよさそうです(要、クラブフロア宿泊またはグローバリスト)。