
この記事では、マイル初心者の方に向けて、ANAマイルの基本的な仕組みや、具体的な価値の計算、そしてお得な活用方法について客観的なデータに基づき解説します。
ANAマイルとは?

【ANAマイルの基本】
- 獲得方法:ANAグループ便の搭乗、ANAカードの利用、提携店舗でのお買い物、ANAマイレージモールの利用などで獲得できます。また、ANA Study Flyの講座受講でも貯めることが可能です。
- 有効期限:最後に利用した月から数えて36カ月後の月末まで(約3年間)です。
- 特典航空券の選択肢:スターアライアンス加盟の世界25社の航空会社で利用できます。
- その他の用途:航空券や旅行商品の支払いに使える電子クーポン「ANA SKY コイン」への交換や、日常のお買い物に使える「ANA Pay」へのチャージが可能です。
効率的なマイルの貯め方と還元率
マイルを効率よく貯めるには、クレジットカードや決済サービスの活用が欠かせません。具体的な還元率の目安は以下の通りです。
| 決済方法・カードの種類 | 還元率の目安 |
|---|---|
| ANA Pay | 200円につき1マイル |
| ANAカード(一般) | 1,000円につき1マイル(※移行コースにより最大10マイル相当) |
| ANAカード(ゴールド) | 1,000円につき6マイルなど |
| ANAカード(プレミアム) | 1,000円につき最大11マイルなど |
日常の支払いをANAカードやANA Payに集約することで、フライトを利用しなくても着実にマイルを貯めることができます。
マイルの価値は「1マイル=2円」って本当?
一般的に、マイルの価値は「1マイル=2円」と言われることがありますが、実際の価値は使い方によって大きく異なります。マイルの価値は「航空券の運賃 ÷ 交換に必要なマイル数」で計算できます。
国内線の特典航空券(レギュラーシーズン)に交換した場合の価値を、東京発着の代表的な区間を例に見てみましょう。
| 区間 | ANAフレックス運賃 | 必要マイル数 | 1マイルあたりの価値 |
|---|---|---|---|
| 東京 – 大阪 | 27,110円 | 6,000マイル | 約4.52円 |
| 東京 – 名古屋 | 21,910円 | 6,000マイル | 約3.65円 |
| 東京 – 福岡 | 43,580円 | 7,500マイル | 約5.81円 |
| 東京 – 沖縄 | 48,310円 | 9,000マイル | 約5.36円 |
このように、国内線の特典航空券を利用する場合、1マイルあたり約3.6円〜5.8円の価値になることがわかります。
マイルの価値が低くなるケースに注意
マイルを提携ポイント(Tポイントや楽天ポイントなど)へ交換する場合、1マイルあたりの価値は約0.5円〜1円程度に下がることが多いです。マイルの価値を最大限に引き出すなら、特典航空券やそれに準ずる航空サービスへの利用をおすすめします。
国際線や上位クラスでは価値がさらに上がる
国際線や上位の座席クラス(ビジネスクラスやファーストクラス)を利用すると、1マイルあたりの価値はさらに高まる傾向にあります。東京-ニューヨーク便(ハイシーズン)を例に計算してみます。
※2025年6月24日以降の予約分より、国際線特典航空券の必要マイル数が改定されています。以下の計算は改定後のマイル数に基づいています。
- エコノミークラス:約3.97円(218,430円 ÷ 55,000マイル)
- ビジネスクラス:約9.43円(1,103,380円 ÷ 117,000マイル)
- ファーストクラス:約13.73円(2,567,050円 ÷ 187,000マイル)
ファーストクラスを利用すれば1マイルが13円以上の価値になることもありますが、座席の開放枠が非常に少なく予約が取りづらいという点には注意が必要です。コストパフォーマンスと予約の取りやすさのバランスを考えると、ビジネスクラスでの利用が現実的な選択肢となることも多いです。
マイル利用者がよく使う賢い活用術
特典航空券以外にも、マイルを有効に活用する方法があります。
端数マイルもANA Payで無駄なく使い切る
「特典航空券には少し足りないけれど、マイルの有効期限が迫っている」という場合は、ANA Payにチャージして日常の支払いに利用するのが便利です。1マイル(=1円相当)から利用できるため、端数を無駄にすることがありません。
ANA SKY コインへ交換して価値を高める・期限を延長する
マイルを「ANA SKY コイン」に交換すると、航空券や旅行商品の支払いに利用できます。保有マイル数や会員ステータスに応じて交換倍率が変動し、大量に交換するほどお得になり、最大で1マイル=1.7コイン(1.7倍)の有利なレートになります。
また、SKY コインの有効期限は交換した月から12カ月間となるため、失効間近のマイルをSKY コインに交換することで、実質的に有効期限を最大1年間延長するテクニックとしても役立ちます。
憧れの座席へアップグレード
エコノミークラスの航空券を購入し、貯めたマイルを使ってビジネスクラスへアップグレードする方法も人気です。特に国際線の長距離路線では、高い還元率を得られる傾向があります。
マイルで航空会社の上級会員を目指す
マイルを「ANA SKY コイン」に交換して航空券を購入すると、特典航空券を利用した時とは異なり、搭乗ごとに「プレミアムポイント」が貯まります。これを活用して、航空会社の上級会員資格獲得を目指す戦略的な使い方も存在します。
取得や活用時の注意点
マイルを計画的に利用するためには、以下の点に気をつけましょう。
- マイルの有効期限をチェック:獲得から36ヶ月後の月末で失効します。マイレージクラブアプリなどを利用して、こまめに期限を確認する習慣をつけましょう。
- 早めの予約が重要:特に人気路線や旅行シーズン中の特典航空券は、発売と同時に座席が埋まる傾向にあります。希望のフライトを確保するためには、事前の情報収集と迅速な手続きが不可欠です。
- ルールの変更に注意:2025年6月の必要マイル数引き上げのように、制度が改定されることがあります。最新情報は必ず公式サイトで確認してください。
- 隠れた費用に注意:特典航空券を発券する際、航空券代自体はマイルで賄えますが、別途税金、燃油サーチャージ、発券手数料などがかかります。現金での支払いも発生するため、トータルの費用を確認しておきましょう。
まとめ
ANAマイルの価値は一律ではなく、使い方によって1マイルあたり1円を下回るケースから13円以上まで変動します。
各種手数料や有効期限、必要マイル数の最新ルールに注意しながら、ご自身の目的(旅行、日常の買い物、アップグレードなど)に合わせた最適な活用方法を見つけてみてください。
私、とらべるお(@TravelersHack)が、お得に旅行をするために私が活用していることをまとめています。個人的に大切にしているのが「ポイント」の上手な活用です。ポイントというとオマケというイメージが強いかもしれませんが、うまく利用するとその価値を2倍、3倍と高めることができたりします。
お得に貯める×お得に使う
この掛け合わせが大切ですね。
ポイントサイトで旅行資金を貯める、旅行で貯める
ポイントサイトを使って、ポイ活でホテルポイントやマイルに交換して旅行でなるべくお金を使わないで済むようにします。また、旅行するときは、楽天トラベルやじゃらんネットなどもポイントサイト経由にすることでポイントを貯めます。
ポイントを上手に交換して旅行をお得にする
代表的なのは「マイル交換」でしょうね。クレジットカードや各種キャンペーンなどでポイントをためて、そのポイントを交換して、効率的に旅行します。同じ1ポイントでも交換ルートを工夫するだけで確実に得ができます。
ちなみに「マイラーに向いていない人」というのもいます。自分の旅行スタンスを考えてみることも大切です。他にもホテル系のポイントもお得だったりします。今私が活用しているのは「ニューオータニの宿泊券・レストラン券」だったりします。
お得な旅行サービスを活用する
この他、旅行やホテル宿泊をお得にするWEBサービスや会員プログラムを活用するのも手ですね。ポイントに近いところだとHafHのようなコイン(ポイント)を積み立てて宿泊に使えるというサービスもあります。
上手くコインを貯めていけば旅行をお得にすることができるはずです。キャンペーンを活用するのもいいですね。
