ANA SFC修行の始め方|取得条件・費用・PPと2028年の特典を解説
ANAのスーパーフライヤーズカード(SFC)を目指すなら、取得に必要な資格と、取得後に使いたい特典の両方から計画します。PP・費用・年内のスケジュール・生活サービス併用を、このページから順に確認できます。
SFCとは。何が得られ、何は別料金なのか
SFCは対象のANA上級会員等が申し込めるクレジットカードです。会員資格とカードを継続することで上級会員向けのサービスを使えますが、プラチナ資格そのものを永久に保持するものではありません。取得後も年会費がかかり、2028年以降は年間対象決済でPLUS・LITEが判定されます。
| 目的 | SFCで期待できること | 別に考えること |
|---|---|---|
| 空港での移動を楽にする | 対象便で優先チェックイン、手荷物受取の優先、優先搭乗など | 空港・運航会社による条件 |
| ラウンジを利用する | ANAラウンジの利用資格。2028年以降は区分ごとの条件あり | LITEの混雑時制限・国際線の対象空港 |
| 海外で他社便も使う | 現在のSFCと将来のPLUSはスターアライアンス・ゴールド | LITEはシルバー。ANAのサービスと他社特典を分ける |
| 機内を快適にする | SFCだけで座席・機内食が上位クラスになるわけではない | ファーストクラス等の運賃・アップグレード料金 |
機内の座席や食事が目的なら、必要な便だけ上位クラスを買う選択も比較します。
SFCへの3つの入口と必要なPP
一般的な入口はプラチナです。ブロンズ取得だけではSFCの通常申込資格になりません。大きく次の選択肢があります。
| 入口 | 必要条件の要点 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 搭乗中心のプラチナ | 同じ年に総50,000PP・ANAグループ25,000PP | 搭乗が多い人、日常決済400万円が合わない人 |
| 生活サービス併用のプラチナ | 現行案内はANAグループ30,000PP・7サービス・400万円 | 普段の支出とサービスで条件を満たせる人 |
| 100万ANAライフタイムマイル | ANAグループ運航便の100万LTマイル達成 | 長年の搭乗実績がある人。短期修行の一般的な目標にはしない |
プラチナ・ダイヤモンドの事前サービス会員も公式の申込対象です。カード会社の審査、日本国内の金融機関口座、送付先などの条件があります。PP、買い物で貯まるマイル、LTマイルは別の数字です。マイルを50,000貯めても50,000PPにはなりません。

必須2サービスと達成日の違いを、専用記事のチェック表で管理できます。
取得まで何年かかる?PPは1年でそろえる
通常のPP条件は1月1日〜12月31日の1年間で判定され、翌年に持ち越せません。毎年10,000PPを5年集めて50,000PPにすることはできません。一方、LTマイルは生涯の搭乗実績を積み上げる別制度です。
| 計画例(仮定) | 今年の追加PP | 航空券費用の試算 | 時間の見方 |
|---|---|---|---|
| 普段の利用なし、通常ルート | 50,000 | 1PP10円なら50万円 | 必要区間数と休日日数を確認 |
| 通常旅行で総30,000・ANAグループ30,000PP | 20,000 | 1PP10円なら20万円 | 既存旅行に不足分を追加 |
| ANAグループ20,000PP、併用条件達成見込み | 10,000 | 1PP10円なら10万円 | 7サービス・400万円・翌4月開始を別管理 |
表は費用計算の仮定で、現在販売中の最安値や達成保証ではありません。航空券以外に宿泊・空港アクセス・年会費を足します。通常ルートは達成後に事前サービスが利用できる一方、生活サービス併用は事前サービス対象外です。カード発行まで含めると、フライト日数と手続きの経過期間は同じではありません。
残りPP・必要区間・追加費用は、出発空港別の計画記事の計算機で試算できます。
PPを増やす方法は、必要な搭乗の組み方を変える
国内線は路線倍率2倍、ANAグループの日本発着アジア・オセアニア等は1.5倍、その他は1倍です。距離、積算率、搭乗ポイントと価格を比べ、必要な旅行に合う運賃を選びます。5月19日以降の国内線は、エコノミー・スタンダードが80%+搭乗200P、シンプルが70%+100Pなので、古いSUPER VALUE等のPP数をそのまま使いません。
- 普段の出張・旅行で貯まるPPを先に確認し、追加購入を減らす。
- 直行と乗継、エコノミーと国内線ファーストを、総費用と所要時間で比較する。
- 生活サービスが自然に達成できるなら、30,000PPルートとの追加費用差を比べる。
- マイルをANA SKY コインにして、積算対象の有償航空券代を抑える。ただし失うマイルの価値も計算する。
カードの搭乗ボーナスマイルはPPのボーナスではありません。特典航空券で乗ってもPPは貯まりません。また、海外発券は出発地までの航空券、諸税、為替、変更制約を含めて初めて比較できます。
取得後の300万円はPLUS判定。取得条件とは分ける
新サービスは2028年4月1日開始で、2028年3月31日までは従来制度です。初回の対象決済期間は2026年12月16日〜2027年12月15日。年間対象決済300万円以上がPLUS、未満がLITEです。未達でも退会扱いにはなりません。
9月の見直しでLITEの国内線ANAラウンジは混雑時を除き利用でき、国際線ではANAグループ運航便の搭乗時に羽田・成田・ホノルルのANAラウンジを利用できます。他社便やほかの空港では、搭乗便と会員区分に対応するラウンジ条件を別に確認してください。予約の詳細は2027年度に案内予定です。
LITE・PLUSの差、対象決済の除外、家族カード、新規入会の判定期間は改定専用記事で確認できます。
家族旅行では全員が修行する必要はない
公式では、本会員と生計を同一にする配偶者・両親・子ども(18歳以上)が家族会員へ申し込めます。家族カード側の年間搭乗実績は不要です。ただし年会費、発行条件、ラウンジ同伴条件、将来の区分は確認が必要です。
SFC一般のJCB・VISA・マスターは本会員11,275円、家族5,610円、SFCゴールドは本会員16,500円、家族8,250円(公式掲載の通常税込年会費)です。2人分の単純合計は一般16,885円、ゴールド24,750円で、差は年7,865円。マイル移行手数料や必要なカード特典を加えて選びます。
取得する価値は今後の利用で回収できるか
仮に取得の追加負担40万円、年会費等2万円、特典に感じる価値を年5万円と置くと、10年では利益相当50万円に対し支出60万円です。年8万円の価値を感じるなら10年80万円に対し60万円となります。これは本人の評価を使う試算で、現金収入や特典の永続を保証する計算ではありません。
ANA国内線中心ならLITEの空港サービスとラウンジ条件を確認し、スターアライアンス他社を多く使うならPLUSの対象決済を重視します。ホテル優待も目的なら、ANA・IHGの記事で対象資格と開始案内を確認してください。SFCを持つだけでIHG新制度の対象になるとは限りません。
実行前のチェックリスト
- 利用したい特典と今後の搭乗回数を書き出す。
- 通常50,000PPか、生活サービス併用かを選ぶ。
- 今年の総PP・ANAグループPPと残り必要量を確認する。
- 航空券・宿泊・交通・年会費・失うポイントの価値で予算を決める。
- 変更・取消条件と年末の予備日を確保して予約する。
- 資格取得後にSFC申込期限・カード審査・発行を確認する。
- 2028年のPLUS・LITE対象決済期間を別に管理する。
よくある質問
年300万円を決済するだけでSFCを取れますか?
取れません。300万円は取得後のPLUS区分の条件です。SFC申込資格を得るにはプラチナ等の別条件が必要です。
2027年のSFC新規入会は一律LITEですか?
最新公式FAQは、入会日を含む12月16日〜翌12月15日の利用期間の対象決済で次年度区分を判定すると説明しています。一律LITEと決めず、その人の入会日と期間で確認します。
国内線だけでも取得できますか?
対象便と運賃で必要PPを同じ年に満たせば可能です。出発地、価格、移動日数を含めた計画が必要です。
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参考情報・公式の確認先
制度・料金の確認日:2026年10月13日。対象期間は各条件表に記載しています。
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