キャンプをするときのテント選び、初めてのテントとして人気が高いのがスノーピークの「アメニティドーム」とコールマンの「タフワイドドーム」です。どちらもキャンプ場に行くとかなりの確率で遭遇するテントです。
実際に、それだけの人が使っているということはそれだけ支持されているテントです。実際にどちらも非常にコストパフォーマンスも優れたテントだと思います。もちろん、みなと同じテントは嫌だという方もいるかもしれませんが、そうした方は今回の記事は読み飛ばしてください。
今回はそんな優れたアメニティドームとタフワイドームをキャンプ初心者の方向けに比較していきます。
正直言って、気になる方を買えばいい
いきなりの結論としては、どちらも総合点としては甲乙つけがたいところがあります。
キャンプ用品は「自分が好きかどうか?」というところも大きいので最終的には気に入っているほうを選んでおいて問題ありません。
以下は、それぞれの甲乙つけがたい中で特徴をピックアップしたものです。
スペックについての比較
スペックについては「アメニティドームとタフワイドドームを徹底比較」のサイトで明確な比較があったので引用させていただきます。
アメニティドーム | タフワイドドーム4 | |
---|---|---|
使用時サイズ | 270*270*160 | 300*300*185cm |
フライ耐水圧 | 1800mm | 2000mm |
フロア耐水圧 | 1800mm | 2000mm |
重量 | 8.9kg | 10.6kg |
定員 | 大人2+子供3 | 4~6人用 |
定価 | 32,800円 | 35,640円 |
明確な違いは「高さ」
アメニティドームとタフワイドームを比較したときに明確に違うのが室内の高さです。
アメニティドーム(Mサイズ)の場合、高さが160㎝と大人が立つのは難しい高さです。一方のタフワイドドームは185㎝ありますので、大人でも腰を曲げずに立つことができる高さとなります。
この居住性の高さという面ではタフワイドドームは強いです。
ただ、テントの中にいて立つということがどれほど機会があるかは微妙なところだと思います。高いということはそれだけテントも面も高いということで高い分少し設営に手間がかかる面もあります。
サイズはタフワイドドームが一回り大きい
アメニティドームとタフワイドームを比較する場合、実際のところはアメニティドームはMサイズではなくLサイズがタフワイドドームと面積的にはほぼ同じサイズになります。
ただ、それぞれのメーカーがスタンダードとしているのがアメニティドームMとタフワイドーム4/300になっているのでそのスペック比較としています。
面積的なところを考えるとタフワイドドームの方が大きいです。広い空間が利用できるというメリットがある反面でそれは重量やテントサイトを占有する面積が増えてしまうというマイナス面とのトレードオフの関係にあります。
小学生くらいまでの子供がいる4人家族でのキャンプという形なら、アメニティドームMのサイズでも十分ではないかなと思います。一方で子供が大きい場合はアメニティドームのMサイズではちょっと難しいところももあるかなと思います。
価格面での比較
スノーピークは高いという印象をお持ちの方は多いと思います。私も高いと思います。
ただし、このアメニティドームに関してはスノーピークの基本商品(入門商品)としての位置づけからなのか、ほかのアイテムと比較してもかなりリーズナブルな設計になっています。
アメニティドームM:32,800円(税別)
タフワイドドーム4/300:36,800円(税別)
タフワイドドームの方がサイズが大きいので単純比較するわけにはいきませんが、ほかの商品での価格差と比べるとかなりリーズナブルな値段設計だといえるでしょう。
付属品の価格はスノーピークが高いが…
テントに必要な「グランドシート(地面とテントの間にしくシート)」や「フロアマット(テント内の床に敷くマット)」などの価格はやはりスノピ価格となっており、この辺りも含めたセット価格になると、スノーピークの価格は高くなります。
ただし、テントのサイズ自体は標準的なサイズなので、このあたりについては他メーカーの商品を使っても全く問題ありません。
最初に書いた通り、どちらも甲乙つけがたい優れたテントです。どちらを選んでも失敗した!と思うような商品ではないはずです。結局のところは自分がどう思うか?どっちが気に入っているか?です。
どちらのテントも比較的、多くのお店で展示されている商品なので、気になる方は一度実物を見てみることだと思います。
以上、アメニティドームとタフワイドドームの比較。初心者におすすめなのはどっち?というお話でした。
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