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ビザ(査証)とは?取得方法・種類・日本からビザなしで行ける国まとめ

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ビザ(査証)は、外国に入国・滞在するために必要な許可証です。ビザがなければ入国を拒否されることもあり、各国によってビザの種類や申請方法も異なります。本記事では、ビザの基本的な概要から申請方法、主なビザの種類、日本からビザなしで行ける国について詳しく解説します。

ビザ(査証)とは何か?パスポートとの違い

ビザは渡航先の国が発行する入国許可証で、その国に入国しても問題ないことを証明するものです。パスポートとビザの違いは以下の通りです:

  • パスポート:自国が発行する身分証明書
  • ビザ:渡航先の国が発行する入国許可証

ビザがない場合、入国を拒否される可能性があるため、事前に確認と準備が必要です。

ちなみにわかっていると思いますが、クレジットカードの国際ブランドの「Visa」とは別物です。

ビザの申請方法・取得方法

ビザの申請は以下の手順で行います。

  1. 渡航先国の大使館や領事館で申請書を入手
  2. 必要書類を準備(パスポート、写真、航空券など)
  3. 申請書に記入
  4. 大使館・領事館に申請書と必要書類を提出
  5. 査証料を支払う
  6. 審査を経てビザが発給される

申請から発給まで通常5営業日程度かかりますが、ビザの種類によっては1〜3ヶ月かかる場合もあります。早めに申請を行いましょう。

ビザの主な種類

ビザにはさまざまな種類があり、目的に応じて適切なビザを取得する必要があります。主な種類は以下の通りです:

  • 観光ビザ:短期の観光目的
  • 就労ビザ:海外で働くため
  • 留学ビザ:留学目的
  • ワーキングホリデービザ:休暇を兼ねた就労
  • トランジットビザ:乗り継ぎ目的

日本の場合、以下の8種類のビザがあります:

  • 外交査証
  • 公用査証
  • 就業査証
  • 一般査証
  • 短期滞在査証
  • 通過査証
  • 特定査証
  • 医療滞在査証

日本からビザなしで行ける国

2024年時点で、日本人がビザ免除で渡航できる国・地域は192ヶ国あります。たとえば、アジアであれば、シンガポール・韓国・台湾・香港・マカオ・タイ (15日間)・マレーシア・ブルネイ (14日間)・インドネシア (15日間、ICAO標準のIC旅券所持者のみ)が対象となっています。

欧州では、イタリア・フランス・スペイン・ドイツ・イギリス・スイス・オーストリア・ベルギー・オランダ・ポルトガルなどがあります。
欧州はシェンゲン協定加盟国を含む多くの国がビザ免除

しかし、ビザ免除の条件には以下のポイントを考慮する必要があります。

  • パスポートの残存有効期間:通常1〜6ヶ月以上必要
  • 滞在可能期間:通常30〜180日以内
  • 渡航目的:観光・商用・外交など

主なビザ免除国の例

一部の国ではeTA (電子渡航認証) の取得が必要な場合があります

  • アメリカ:90日以内の短期滞在はビザ不要(ただしESTA取得が必要)
  • オーストラリア:3ヶ月以内の観光・商用目的はビザ不要(ただしETAS取得が必要)

ESTA(エスタ)は、米国への短期渡航に必要な電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization)のことです。これは、ビザ免除プログラム(VWP)に基づき、ビザなしで米国に入国するための事前認証を提供するシステムです。
ESTAはオンラインで申請します。申請には、パスポート情報や個人情報を英語で入力し、いくつかの質問に答える必要があります。申請手数料は21米ドルで、クレジットカードでの支払いが必要です。認証が下りると、ESTAは2年間有効です。ただし、パスポートの有効期限が2年未満の場合、ESTAの有効期限もパスポートの期限と同時に切れます。

ビザ免除の条件は国によって異なり、変更される可能性もあるため、渡航前に必ず最新情報を確認することが重要です。

まとめ

ビザは海外渡航において重要な要素の一つです。目的や滞在期間によって必要なビザの種類が異なるため、早めに情報収集を行い、必要な手続きを進めることが求められます。また、ビザ免除で渡航できる国も多くありますが、免除条件をしっかり確認して計画を立てることが大切です。

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