私はANAマイルもJALマイルも貯めていますが、そのマイルの少なからずの部分を「投資ポイ活」と呼ばれる方法で貯めています。今回紹介するのはその中でもJALマイルを毎年3000JALマイルが貯まるイオンJMBカードを利用した投資ポイ活です。
年会費は無料、それでいて投資ポイ活という手段を活用することでマイルを貯めていくことができます。我が家では夫婦でやっているので年間6000JALマイルがほとんど手間なしで貯まります。なお、今回シェアする情報についてはWealthNaviという投資信託(ETF)を利用したロボアド運用についての内容が含まれます。要素としてはポイ活が中心ですが、運用にかかるリスクが生じることはご了承ください。
イオンJMBカードとは
イオンカードとJMB(JALマイレージバンク)の会員証が一体となった提携カードです。いわゆるJALカードではありません。あくまでもイオンカードにJALの会員証が一体となったクレジットカードです。電子マネーのWAONも一体となっています
- 年会費無料
- ポイント還元率:0.5%
- 貯まるポイント:JALマイル
イオンカードですが、たまるポイントはWAON POINTではなく、JALマイルとなっています。還元率は0.5%なので一般的なJALカードなどと比べるとやや低めです。一方で年会費は無料なのでお手軽んにJALマイルを貯めたいという人に良いと思います。
なお、イオンJMBカードはおそらくイオンカードの中でも、あるいはそのほかのクレジットカード全体の中でも比較的”目立たない”存在のカードだと思います。
ただ、このカード、うまく使うと冒頭でも書いたように毎年3000JALマイルを生み出してくれる黒字クレカになるのです。
WealthNavi for AEON CARDとの併用で毎月250JALマイル
本題です。
イオンカードと関連のあるサービスにWealthNavi for AEON CARD(ウェルスナビ for イオンカード)というものがあります。これはイオンカードを使ってWealthNaviというロボットアドバイザー運用サービスを利用できるというものです。
WealthNaviとは、顧客から預かった資金を顧客ごとの投資ニーズやリスク許容度などに応じて最適なリスク水準でETF(投資信託)に分散投資をするサービスです。
リスク許容度を下げれば債券などを組み合わせた安全な運用、上げていけば株式中心のハイリターンを目指す運用となります。ロボットアドバイザー運用(ロボアド運用)というのはこうした投資をロボット(システム)によって自動的に行うというサービスになります。
WealthNaviは日本国内におけるロボアド運用サービスの最大手です。国内での運用残高(預かり資産)は2020年6月時点で2500億円を超えており、変な会社ではありません。
ウェルスナビへの積立をイオンカード払いで0.5%のJALマイルが貯まる
で、ここからがポイ活になりますが、WealthNavi for AEON CARDを申し込みするとイオンカード払いで毎月5万円を条件としてカード払いでの積立ができるようになります。
この際0.5%分のポイントが付与されます。この付与率は一般のイオンカードもイオンJMBカードも変わりません。一般のイオンカードの場合は0.5%相当のWAON POINTとなりますが、イオンJMBカードの場合は0.5%相当のJALマイルが貯まります。
つまり、5万円の積立で毎月250JALマイルが貯まるわけです。年間相当だと3000JALマイルですね。
運用にはリスクがあるのでは……問題
運用するのであればリスクもあるのでは?というご指摘もあるかと思います。その通りです。株式市場を中心に投資をしますので、相場の変動により損をすることもあるでしょう(得をすることもありますが)。
そのため、まったくリスクを取りたくないという人には推奨しません。ある程度の運用リスクを負えるというのが前提です。
ちなみにWealthNaviではリスクレベルを1~5の段階で設定できます。リスクレベルを下げると安定運用、上げると積極的な運用となります。リスクはなるべく取りたくない人はリスク許容度を1に設定しておきましょう。
運用資産の売却は自由でいつでも売却可能
とはいえ、ウェルスナビでの運用についてはいつでも売却をすることができます。毎月5万円をずっと積立していきながらも適当なタイミングで売却していくという運用にすれば、多額の資金がなくてもチャレンジすることができます。
いつでも売却はできますが、超短期間での売却を続けるとポイント目当てとして積み立てが停止されるというケースが発生しているようです。積立後に即売却するのではなくある程度の期間は運用するというようにしておく方が良いと思います。
私は以下のような感じで適当なタイミングで売却しています。
こんな感じで2か月分、3か月分なんかをまとめて売るみたいな形にしています。ウェルスナビでの売却分は口座への振込となりますので、イオンJMBカードの引き落とし先と出金先を同じにしておけば手間がないと思います。
売却した代金は登録している銀行口座に入金されます。イオンカードの引き落とし口座と同じ銀行にしておけばお金の出し入れも不要です。
年間3000マイルがほぼ放置で手に入る
最初こそ、投資の設定が必要になりますが、最初の設定さえしてしまえばあとはほぼ放置していてもマイルがコツコツたまっていきます。JALマイルの有効期限は36カ月(3年)ありますので、このイオンカードを使った投資ポイ活だけで9000マイル貯められます。
たとえばJALマイルならどこかにマイルを使えば7000マイルで往復航空券が利用できるわけなのでカードで投資設定をしておくことでタダ旅行をすることだってできるわけです。
上手に活用していきましょう。
金融とポイ活とマイルの相性は抜群 旅行好きは金融でポイ活してマイルを貯めよう
今回はWealthNavi for AEON CARDの紹介でしたが、同じように金融とポイ活を組み合わせることでJALマイルをためることができる方法がいくつもあります。
代表的なものとしてはこの二つがあります。
JALマイルへの交換最適ルートは基本的にはPontaポイントからの交換だと考えています。不定期に20%増量のキャンペーンも実施されますからね。
今回紹介したような投資や金融を利用したポイ活の良いところはほぼ放置でマイルがたまっていくというところにあります。うまく活用していきましょう。
私、とらべるお(@TravelersHack)が、お得に旅行をするために私が活用していることをまとめています。個人的に大切にしているのが「ポイント」の上手な活用です。ポイントというとオマケというイメージが強いかもしれませんが、うまく利用するとその価値を2倍、3倍と高めることができたりします。
お得に貯める×お得に使う
この掛け合わせが大切ですね。
ポイントサイトで旅行資金を貯める、旅行で貯める
ポイントサイトを使って、ポイ活でホテルポイントやマイルに交換して旅行でなるべくお金を使わないで済むようにします。また、旅行するときは、楽天トラベルやじゃらんネットなどもポイントサイト経由にすることでポイントを貯めます。
ポイントを上手に交換して旅行をお得にする
代表的なのは「マイル交換」でしょうね。クレジットカードや各種キャンペーンなどでポイントをためて、そのポイントを交換して、効率的に旅行します。同じ1ポイントでも交換ルートを工夫するだけで確実に得ができます。
ちなみに「マイラーに向いていない人」というのもいます。自分の旅行スタンスを考えてみることも大切です。他にもホテル系のポイントもお得だったりします。今私が活用しているのは「ニューオータニの宿泊券・レストラン券」だったりします。
お得な旅行サービスを活用する
この他、旅行やホテル宿泊をお得にするWEBサービスや会員プログラムを活用するのも手ですね。ポイントに近いところだとHafHのようなコイン(ポイント)を積み立てて宿泊に使えるというサービスもあります。
上手くコインを貯めていけば旅行をお得にすることができるはずです。キャンペーンを活用するのもいいですね。