2020年に日本のパスポートのデザインが変わり、2020年旅券となります。表紙のデザインは現行通りですが、中身のデザインが変わります。
冨嶽三十六景デザインです。ご存知「葛飾北斎」による浮世絵ですね。浮世絵は海外でも知名度が高いですし、悪くないと思います。残念なのは私のパスポートは更新したばかりなので、この新デザインには当面できないってことですかね。
2020年旅券の発行の理由
2020年3月をめどに,更に安全性の高いパスポートに,我が国のパスポートを切り替えていく予定にしております。新しいパスポートで,中身が冨嶽三十六景の中の確か24の絵を見開きにそれぞれ入れております。これ自体セキュリティをかなり高めることになると思いますし,ICチップその他にも安全性を強化してございます。
大臣記者会見旅券関連部分抜粋
ビザなしで渡航できる国・地域の数を比較した世界のパスポートランキング(2019年CNN)で、日本は第1位に輝きました。
そうした背景もあって日本のパスポートは偽造や成りすまし取得などの被害にも会いやすいといわれています。現在のパスポートにも個人情報が書き込まれたICチップが埋め込まれていますが、パスポートの査証欄のデザインを変えていくことでより偽造しにくいようにしたそうです。
2020年旅券(パスポート)のデザイン
見開きに冨嶽三十六景が見開きで採用されて、すべてのページが異なるデザインになります。
採用されたデザインは下記の通りとなっています。
10年旅券は48ページありますので24作品。5年旅券に関しては32ページありますので16作品が掲載されます。
いいデザインだと思います。