みさきまぐろきっぷは値上げ後もお得?新料金・PLUS・使い方を比較

「みさきまぐろきっぷ」は、2026年9月1日に料金とサービスが変わりました。品川発の磁気乗車券は大人5,000円となり、デジタル版には繁忙期のD料金が追加されています。食事を追加料金でグレードアップする「まんぷく券PLUS」も始まりました。
この記事では品川発の新料金、磁気券との違い、3,000円のクイック・パスの内訳、元を取るための計算方法を紹介します。料金・条件は2026年9月9日確認。料理写真を含むアイキャッチはイメージです。
みさきまぐろきっぷで使えるもの
| 含まれるもの | 使い方 |
|---|---|
| 京急線の往復乗車券 | 設定された発駅と三崎口方面の往復。途中下車はできるが逆戻りは不可 |
| 京急バスのフリー乗車券 | 指定フリー区間内で利用。すべての京急バス路線が対象ではない |
| まぐろまんぷく券 | 加盟店から1店舗を選び、指定の食事を1回利用 |
| 三浦・三崎おもひで券 | 加盟施設・店舗から1つを選び、対象の体験やお土産などに1回利用 |
「食べ放題」「対象店を何軒でも利用できる券」ではありません。食事と体験・お土産はそれぞれ1回。加盟店でも店内の全メニューが自由に選べるわけではなく、きっぷ用の対象内容を選びます。
基本の対象内容は京急公式のきっぷ紹介、使える店とバス区間は同ページのグルメ・アクティビティ・マップから確認できます。食事とおもひで券を使う場所を先に決めると、現地で行ったり来たりせずに済みます。
品川発は3,850〜5,000円。紙よりデジタルが安い日がある

| 券・料金区分 | 品川発・大人 | 磁気券との差 |
|---|---|---|
| 磁気乗車券 | 5,000円 | 基準 |
| デジタルA料金 | 3,850円 | 1,150円安い |
| デジタルB料金 | 4,100円 | 900円安い |
| デジタルC料金 | 4,500円 | 500円安い |
| デジタルD料金 | 5,000円 | 同額 |
公式の区分は、A料金が12・1月、B料金がA設定月以外の平日、C料金がA設定月以外の土休日・祝日、D料金がゴールデンウイークやシルバーウイーク等の繁忙期です。具体的な利用日は販売カレンダーの適用区分を確認してください。
磁気券の大人料金は横浜発4,850円、上大岡発4,670円です。品川以外のデジタル価格は発駅を指定して確認します。上の表は品川発限定の比較であり、横浜発にそのまま当てはめないでください。
日程を動かせるなら、まず平日を比べる
品川発でB料金4,100円の日を選べば、D料金5,000円の日より1人900円、2人なら1,800円安くなります。同じ内容を利用するなら、追加の出費をせずに得られる差です。C料金からB料金への変更でも2人で800円下がります。
ただし、休暇を取る負担や目的の店の定休日を無視してまで日程をずらす必要はありません。「安い日」と「使いたい店・施設が営業する日」が重なるところを選びます。
元を取れる?使わない特典を除いて計算する
比較する食事は、同じ内容、または自分が別払いでも選ぶ内容を基準にします。豪華でも普段なら頼まない料理を高額に評価すると、「得した額」だけが膨らみます。使う予定のない体験・お土産は0円として計算してください。
| 計算例(実売調査ではなく仮定) | 個別手配の合計 | B料金4,100円との差 | D料金5,000円との差 |
|---|---|---|---|
| 交通2,400円+食事2,000円+使いたい体験1,000円 | 5,400円 | 1,300円安い | 400円安い |
| 同じ交通・食事だけで、おもひで券を使わない | 4,400円 | 300円安い | 600円高い |
この例では、繁忙期はおもひで券を使うかどうかで結論が逆転します。きっぷを買ってから使い道を探すのではなく、先に食事・体験を決めて計算する方が失敗しません。
車で行く人、対象外の店が第一希望の人、食事を軽く済ませたい人は、きっぷを使わない案が候補です。バス中心で広く回りたいなら、食事なしの交通系きっぷも比較できます。購入前に必要な移動区間と特典をそろえましょう。
まんぷく券PLUSは別料金。現金を用意する
まんぷく券PLUSは、通常のきっぷ用メニューに追加料理を付けたり、上位メニューへ変更したりするサービスです。きっぷ代に含まれず、現地で現金精算となります。
| 店舗の例 | 追加内容 | 追加額 |
|---|---|---|
| グルメ館 豊魚 | 通常メニューにお刺身または天ぷら | 500円 |
| くろば亭本店 | まぐろを使った指定の5品から1品追加 | 660円 |
| 三崎「魚市場食堂」 | 三崎まぐろ極み御膳へ変更 | 2,500円 |
小さな追加で好きな料理を楽しみたい人は500円・660円の選択肢から比較。食事を旅行の主目的にする人は上位御膳を検討、という順が分かりやすいでしょう。PLUSを付けない通常の食事利用も選べます。
クイック・パス3,000円は「料理変更込み」。待ち時間ゼロではない

三崎「魚市場食堂」では、D料金日限定でクイック・パスを選べます。追加3,000円に「三崎まぐろ極み御膳への変更」と「優先着席権」が含まれます。料理変更2,500円にさらに3,000円を足して5,500円、という意味ではありません。
もともと2,500円の料理変更をする人にとって、優先着席分の差額は500円です。一方、通常メニューで満足する人にとっては、追加負担そのものが3,000円。後者が「500円で行列を避けられる」と考えると判断を誤ります。
品川発D料金日に利用する総額は、通常5,000円、料理変更だけなら7,500円、クイック・パス付きなら8,000円です。優先着席は時間指定予約や待ち時間ゼロの保証ではなく、短縮できる分数も固定されていません。現地の案内を聞いてから、食事と時間の価値を判断してください。
回り方のコツ:食事1軒+おもひで1つを軸にする
日帰りなら、目的を増やすほど得になるわけではありません。まず食事の候補を2軒、おもひで券の候補を晴天用と雨天用で1つずつ選び、営業時間を確認します。公式も土休日の店舗混雑と道路混雑によるバス遅延を案内しているため、帰りのバスをぎりぎりにしない構成がおすすめです。
- 出発前:利用日のデジタル価格、定休日、きっぷ対象メニューを確認。
- 現地到着後:目的の食事店の受付・混雑状況を確認し、食事の時間を決める。
- 食前または食後:近いエリアでおもひで券を使う。離れた目的地を詰め込まない。
- 帰路:バスの余裕を取り、京急線は逆戻りにならない順に移動する。
デジタル券は利用開始日の14日前から購入できます。乗車・店舗ではスマートフォンの券面を提示するため、充電と通信環境を用意してください。使い始めの操作や取消条件は購入先の案内に従い、スクリーンショットだけで乗れるとは考えないこと。予定変更時に買い直しが必要かも、利用開始前に確認しましょう。
結論:平日のデジタル券から比較し、PLUSは必要な人だけ
節約が目的なら、第一候補は利用日を選べるデジタル券です。まぐろ料理と体験・お土産を両方使い、通常の交通費と合わせて比較します。繁忙期や食事だけの利用では、別々に払う案も残してください。
日帰りから宿泊旅行へ広げる場合は、先に交通とホテルの予約順を確認。ホテルを足すなら交通付きパックとの比較、荒天予報で延期する場合は旅行の取消条件を確認する手順が役立ちます。
出典:京急電鉄・2026年8月25日料金改定とPLUS導入発表、みさきまぐろきっぷ公式案内(2026年9月9日確認)。
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